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2009年6月28日 (日)

「愛妻は荒野を目指す」裏設定 バックストーリー 追記:チェリー脱退について

【震災後の東京について】

2009年6月9日、震災後について。

7月、日本政府は長野への遷都を強行。

東京の復興を重視した政策を展開したが、早々から政治的対立に起因する治安の悪化を招いた。被災地の労働組合は物見やぐらの政策に強く反発し、デモを繰り返した。

そのデモグループのうちの過激な一派が分裂する形で名前を持たないテログループが組織されることになる。


9月。

復興がままならないフラストレーションからデモの参加者は増加し、活動は活性化される。はじめは維新に燃え、政治的なテロを行っていた。しかしリーダーが定まらない状況から幾度となく内ゲバが繰り返され、疑心暗鬼と報復行為のため組織は分裂していく。


12月。

一方、震災から半年が経つと、東京に侵入していた急進的な左翼派が台頭する。彼らはアメリカ(CIA)と中国(中国共産党)の支援を受けた新生民主党をバックにつけ、「東京の自治」を掲げた。理想主義的アプローチは「希望」に飢えた被災者たちを魅了した。

しかし真相は「民主党の政権奪取」と「アメリカと中国による東京の制圧」の取引であった。民主党は、弱体化した自民党に替わり、与党となる。

また、CIAと中共が手を組み東京の占領策を画策する。(大東亜戦争後におけるGHQの統治策と中共の対日心理工作をモチーフにしたもの。)

その内容には

・ 東京の徹底的な破壊と再構築(アナーキズムの誘発)

・ 子供たちの洗脳もしくは再教育

などの要綱も盛り込まれていた。

この政策は秘密裏に「New Tokyo Order(新東京秩序)」と呼ばれた。


2010年1月。

「新東京秩序」(以下、NTOと記す)の一環として本政策遂行のため独自の武装軍を設ける。復興にあたっていた自衛隊と衝突。


2月。

NTO側は東京(と日本)の破壊に当たって、精神的な主柱である天皇の暗殺を企てた。これを早急に察知していた「あいつら」は自衛隊の保守派を味方につけ、先に皇居を占拠。天皇を守ろうとしていた。時は2月26日。奇しくも、かの二二六事件の再現となった。皇居の周りには長きにわたり、多くの死体が横たわった。


3月。

自衛隊の分裂による戦闘が激化。

国連が「東京は戦争状態である」と発表。世界世論はアメリカと中国を強く批判。

これにより戦況は膠着。

NTO側は潜伏状態を余儀なくされ、工作活動に重点を置く。

一時的に治安が回復。


6月。

本作品の事件が起こる。

教育施設に爆発物(花火)が打ち込まれ、多くの死傷者を出す。

震災後、初の非戦闘区域内における虐殺行為として世界中に報道され、再び東京が注目される。


7月。

NTOの工作が成功。世界世論を押し切る形でNATO軍が組織される。分裂によって弱体化していた自衛隊が管理下に置かれる。東京にとどまらず日本全体が民族史上類をみない巨大な混迷に陥ることになる。

NATO軍は撤退。統治と称し、NTO軍が進駐する。


8月。

「あいつら」の一部は日浦洋子を中心に武装化。義勇軍を組織する。


NTO軍と交戦を繰り広げる。機関紙「デッドストック・トーキョー」は義勇軍側に従軍しながら世界に東京の現状を伝え、世界世論に大きく貢献した。

やがて義勇軍はフランス、ロシア、インドの軍事支援を受けながら、徹底交戦。

日本内戦の勃発である。


【東京のベルリン化】

内戦時、激戦となった地は言わずもがな、東京である。

戦火は全国に飛び火し、日本人同士の血で血を洗う戦いは100日に及んだ。この激戦の後、日本は東西に分裂されることなる。東京の一部(北区。レストランのあったあたり)は義勇軍が占拠したため、その地区は「トーキョー自治区」となる。トーキョー自治区は迫害を受けながら地を追われる。

数度の戦争をはさむ16年後、2026年。各種NPO法人の働きかけもあり世界世論が大きく変動する。自治区が国連に認可され、日本は新たな局面を迎えることになる。余談だが、同時期にチベット自治区も中国から解放される。また、この年になっていきなりローリングストーンズが解散する。

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追記:2009/10/25

アクセス履歴を見ると、このカテゴリにアクセスする方がかなりいらしゃいます。
おそらく、「いつのまにチェリーやめたの?」ということだと思いますので、追記します。

このエントリーで触れられている「愛妻」の公演の直後に辞めました。
あらゆる選択肢が模索されましたが、これがあの時選べるベストの形だったと思います。
理由は、ひとことで言ってしまえば不仲。
作品の方向性の決裂より前の段階で、僕と僕以外のメンバーの関係が壊れてしまいました。

作品の方向性まで話が進めればまた違った結果があったのでしょうが、そこまではいきませんでした。
動機には感情的なものが多くを占めますし、糾弾されるであろうことも分かります。
確かに無責任だとも思います。
方向性と言ったって、僕の作風も世界観もそうそう変わるものじゃないから辞める必要はなかったのです。
ただ、僕はすごく違和感と疑念を感じてしまい、拭えなくなってしまった。疑念は日を追うごとに確信になってしまいました。
「勝手に辞めた」とも言えるだろうし、「追い出された」とも言るでしょう。
こういった犬も喰わないようなこじれが原因です。

時間が経ち、チェリーも僕も作品を作り続けるなかで何かが変わっていくといいなあ、と思います。劇団にいたことは、いい思い出であることには変わり無いですし、劇団への愛情は今もあります。

来週がチェリーの公演ですね。
スケジュールがボロボロなので行けるかはまだわかりませんが、是非伺いたいと思います。なんだか緊張しますね。
向こうもデリケートな時期でしょうから、こっそりと書きました。

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